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(株)サガン・ドリームス 金崎健太郎取締役退任のご報告
株式会社サガン・ドリームス 金崎健太郎取締役退任のご報告
サポーターの皆さま、そしてご支援をいただいております全ての皆さまにおかれましては、日頃からサガントスを応援いただき、本当にありがとうございます。
多くの皆さまのご支援でサガントスの今日があることに、あらためて感謝の気持ちで胸をいっぱいにしながら、ご報告申し上げます。
このたび7月8日をもちまして取締役を退任することになりました。
4月2日の就任以来わずか3ヶ月で退任を迎えることになりましたことを大変残念に思いますとともに、皆さまの多大なるご期待に沿うことが出来なかったことを心からお詫び申し上げます。
4月の就任の時には、まさかこういう形でご報告をさせていただくことになろうとは思ってもみませんでした。
大好きな佐賀での3回目の勤務、県職員として存続に走り回ったサガントスで仕事が出来ること、何よりもサガントスの経営危機を救っていただいた井川幸広さんへ少しでもご恩返しが出来るのではとの思い、いろんな意味で運命的なものを感じながらの着任でした。
4年ぶりのサガントスは見違えるほどに成長していました。
サガントスをご支援いただく皆さまの思いが格段に大きく、あたたかく、確実なものとなっていること、そして数回の危機を乗り切ってきたサガントスが、いよいよ成長というステージに入ってきたことをひしひしと感じました。
念願であるJ1への昇格、会社の経営の安定、応援の輪の広がり、すべての面で次のステージへの移行の真っ只中というのが今のサガントスです。飛行機で例えれば長い滑走路からようやく離陸し上昇中、あと少しで安定飛行に移れる状態、といったところでしょうか。
しかしそんな状況の中で、予想外のことがありました。それは昨年来の世界的経済不況の嵐がこの佐賀・筑後地域に予想以上に大きな影響を及ぼしていることでした。それは逆風どころか嵐が来たほどの衝撃でした。昨年度はじめて単年度黒字を達成したサガン・ドリームスも、4月以降の営業活動は極めて厳しい状況になってしまいました。
はじめて会社の内部に入り、経営の実情を知ることになった私から見ても、引き続き黒字経営を続けていくには、相当の経験と力量が必要なことは明らかでした。
6月からの新体制は、そのような予想を超える経済状況の悪化を背景に、豊富な営業実績を持ち、旧会社時代からサガントスとともに命を賭けて走ってこられた牛島さんを先頭に、会社が一丸となって立ち向かっていくための、まさに戦闘体制と言えます。赤字を出すことが許されないサガントスにとって、広告売上げの減少は死活問題です。官・産・民の三位一体の経営テーマから、急遽、今期は会社一丸となって嵐に立ち向かう営業強化体制に切り替えました。
マスコミに報道されていましたように、私が取締役に就任する時点で井川さんから、社長になる前提で、と言われていたことは事実です。しかし予想外の状況に臨機応変に対応していくこともまた、サガントスを末永く存続・成長させるために大切なことだと思います。私は牛島社長を支え、自分のこれまでの経験を活かして行政や団体を中心に支援の輪をいっそう広げるために頑張ろうと思っておりました。
そのような新体制のスタートからわずか1ヶ月で佐賀を離れることになってしまったことは、皆さんに大変申し訳なく思います。
自分の処遇のことなので本来はコメントする立場にはないのですが、これは井川さんや派遣元である佐賀県の古川知事ら関係者が話し合われての結果だと思います。そこには苦渋の決断があったと察します。一旦は本来の公務員としての仕事に戻り、さらに経験を積んで、この次にサガントスのために力を発揮できる時に備えて欲しい、そんな思いが込められているのかなあ、と受け止めています。
井川さんからは社外取締役としてというお話もいただきました。もちろん私もそのつもりでしたが、県が出資している会社といえ公務員は企業の役員となることが禁止されており法律上無理とのことでした。それならばアドバイザーとなって支えて欲しい、と言ってもらっています。ルール上問題がなければ、ぜひお引き受けしたいと思っております。
私は取締役を退任しますが、もちろんサガントスとのご縁が切れる訳ではありません。いやむしろ、今回のことでサガントスとの絆はさらに深く、いっそう強いものになったと思っています。
12年前のはじめての佐賀への赴任、予期しなかった2度目の佐賀勤務と井川さんとの出会い、サガントスの存続危機と再生、そして3度目の佐賀勤務と今回の取締役就任。私はいま、サガントス、そしてサガントスを支える佐賀・筑後のこの地域を心から大切に思っています。そしてこの気持ちは生涯、変わることのないものだと確信しています。
これからも、どんな立場でどこにいようとも、サガントスの一員として力を尽くすつもりです。
サポーターの皆さま、ご支援いただいている企業や団体の皆さま、そして佐賀・筑後地域のすべての皆さまには、これまでサガントスをあたたかく見守っていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。どうかこれからもサガントスを、そしてこの地域を末永く愛していただきますよう心からお願いを申し上げます。
私は7月中旬からは東京の霞ヶ関近辺に勤務をすることになると思います。平日ナイターの試合は、東京のTVカフェで皆さんと一緒に応援できることを楽しみにしています。仕事仲間もどんどん連れてきて大いに盛り上げるつもりです。
短い間でしたが、皆さん、 本当にありがとうございました。
株式会社サガン・ドリームス取締役 金崎健太郎
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